OpenSees用の自作ライブラリの組み込み

OpenSeesそのものはC++言語でコーディングされていますが、Tcl言語をインタープリタとして拡張しているので、入力ファイルがプログラムとなっており、柔軟な解析を行うことができます。ただ、新しい材料モデルなどを組み込むにはOpenSees本体に組み込み、再ビルドする必要がありました(2003年当時)。なので、OpenSeesのメンテナであるFrankにとっては、得体の知れない人のライブラリを組み込むフラストレーションもあったのでしょう(彼の口癖は、You can do it.でした)、Packageという動的組み込み法を導入しました。WindowsならDLLですね。OpenSeesの実行ファイルと自作ライブラリのDLLを一緒に置いておくと、必要な時にロードされ、組み込むことができるようになりました。これは自作ライブラリを作る人にもメリットがあって、OpenSees本体をビルドする必要が無いのです。

さて、WindowsにOpenSeesビルド環境が整ったので、昔作った武田モデル(鉄筋コンクリート部材の履歴といえば世界的にもこれでした)のDLLを再ビルドしてみたのですが、動的ロードされません…ググってみると、64bit版を作るには、ちょっと手を加えないとダメなんですね。今まで32bit版しか作ったことが無かったので気づきませんでした。

で、再ビルドしてOpenSeesTkで動作確認。ちゃんとアルゴリズムも問題なさそうですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です